第2回(全3回)本庄で部屋探し。内見の前に確かめたい「防災チェックリスト」7項目

防災と住まい選び

🕒 この記事の要点(30秒でわかる)

  • 部屋探しの防災チェックリストは、ハザードマップ・建物・周りの環境の3つに分けると整理しやすくなります。
  • 浸水が想定される場所では、2階以上の部屋を選ぶことも選択肢の一つです。
  • 建物は、1981年6月以降の「新耐震基準」かどうかが一つの目安になります。
  • 2020年8月から、契約前の重要事項説明で水害ハザードマップ上の位置の説明が義務になっています。

この記事の結論(先に言います)
防災の確認は、契約の直前ではなく、内見の前に始めるのがおすすめです。7つのチェック項目を使えば、気になる物件の「もしものとき」の姿を、前もって知ることができます。

内見の前の防災チェックリスト7項目

  1. 洪水ハザードマップ:物件の場所に浸水の想定があるか、どのくらいの深さか。
  2. 内水氾濫ハザードマップ:大雨のときに、周りの道路が冠水しやすい場所でないか。
  3. 土砂災害の区域:丘陵や斜面の近くでは、土砂災害の警戒区域に入っていないか。
  4. 部屋の階数:浸水の想定がある場所なら、1階を避けて2階以上を選ぶか検討する。
  5. 建物の耐震基準:建築確認が1981年6月以降の「新耐震基準」かどうか。
  6. 駐車場の位置:低い場所の駐車場は、大雨のときに車が水につかるおそれがないか。
  7. 避難場所までの道のり:近くの指定避難所の場所と、そこまでの道に低い場所や川がないか。

ハザードマップは、本庄市のハザードマップや、国土交通省の「重ねるハザードマップ」で確認できます。住所を入れるだけで、洪水・土砂災害などの想定をまとめて見られるので、物件を比べるときにも便利です。

地形別に、特に気をつけたいポイント

第1回でご紹介したとおり、本庄市は台地・丘陵・低地で条件が違います。地形ごとに、特に見ておきたい項目は次のとおりです。

地形 特に確認したいこと
台地(本庄駅周辺・早稲田の杜など) 大雨のときの道路冠水(内水氾濫)。周りより低い場所や、排水路の近くでないか
低地(北部の利根川・小山川沿いなど) 洪水の浸水の深さ、部屋の階数、駐車場の位置
丘陵・斜面(児玉地域など) 土砂災害の区域、擁壁や崖の状態

契約のときは「重要事項説明」でも確認できます

2020年8月から、不動産会社は賃貸の契約前に行う重要事項説明で、水害ハザードマップ上の物件の位置を説明することが義務になりました。洪水・内水・高潮のハザードマップが対象です。

ただ、契約の直前に知って迷うよりも、内見の前に確認しておく方が、落ち着いて選べます。当社では、ご希望があれば内見の段階からハザードマップを一緒に確認しています。

よくある質問

Q. 1階の部屋は避けたほうがいいですか?
A. 浸水の想定がない場所なら、1階でも問題ないことが多いです。浸水が想定される場所では、2階以上を選ぶと家財を守りやすくなります。

Q. 築年数で耐震性は分かりますか?
A. 目安になるのは、建築確認を受けた日が1981年6月以降かどうかです。築年だけでは判断できないこともあるため、気になるときは不動産会社に確認してください。

Q. 早稲田の杜なら安心ですか?
A. 台地の上にあり、大きな川の氾濫による浸水の心配は小さいとされていますが、大雨のときの道路冠水などは場所によって起こり得ます。物件ごとに確認するのがおすすめです。

次回は「入居前後の備え」(まとめ)

防災のチェックは、ハザードマップ・建物・周りの環境の3つで考えると整理しやすくなります。次回(第3回)は、契約から入居後までにやっておきたい備えを、5つのステップにまとめてご紹介します。

📚 シリーズ「本庄で安心して住まいを選ぶ」(全3回)

  1. 第1回本庄市は災害に強い?地形で見ると「住む場所」で答えが変わる(公開予定)
  2. 第2回内見の前に確かめたい「防災チェックリスト」7項目 この記事
  3. 第3回契約から入居後まで、災害への備え5ステップ(公開予定)

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キリン不動産代表 大橋 将一

WRITTEN BY

大橋 将一

キリン不動産 代表取締役

本庄生まれ、本庄育ち。元コンピューター会社勤務の視点と、創業約80年の家業の歴史を融合。 国際資格CPM®をはじめ複数の専門資格を保有し、メリットだけでなくデメリットも正直にお伝えするのが 私のスタイルです。自身の5回の引越し経験と1,000人以上の契約実績を活かし、 あなたの「ワクワクする新生活」を専門知識で全力サポートします。

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